2020/06/29 12:21
写真:「ニュージーランド産仔羊肩肉の蒸し焼き」
こんにちは、シェフズバンクオンラインの桑原です。
やっとコロナ自粛要請が解除されました。しかし、東京では、また感染者の数が上昇しています。このアンダーコロナでは、感染リスクを意識しながら、外出することへの不安とストレスを抱えていらっしゃる方が多いのではないかと思います。このようなアンダーコロナでは、生活様式が変化しています。そんな中、シェフズバンクオンラインでは、『おうち時間』を楽しむための、「美味しいおうち時間」を販売しています。
本日、紹介するのは、『ニュージーランド産 仔羊の蒸し焼き』です。こちらの商品は、「Cucina Italiana Pizzalina」のシェフである児玉大介が丁寧に時間をかけて、ご自宅でもお召し上がりいただきやすいように調理した逸品です。味付けは間違いないのは当たり前ですが、真空包装してお届けいたしますので、おうちでは簡単に温めるだけでお召し上がりいただけるという簡単調理商品です♪
なぜ、オススメしたいかというと・・・
ご家庭ではあまり献立には上がりにくい仔羊。ジンギスカンくらいしか馴染みがないとおもいますが(そんな事もないか)イタリアでもよーく食べられている食材です。サルディーニャ島に至っては人口より羊の数の方が多いとか。
昔のイメージですと臭い硬い肉という感じでしたが今は匂いもなくとても食べやすくなりました。(個人的にはちょっと物足りないくらいですが)
ちょっと予備知識・・・
一般的にレストランに出回っている羊というとラム(仔羊)ですが、成長過程で呼び方が変わります。12ヶ月未満→ラム
12〜24ヶ月→ホゲット
24ヶ月以上→マトン
子供の頃に食べていた臭いジンギスカンは多分このマトンだったのかなと。
ラムの効果!
そして美味しいだけでなく身体にもとてもいい効果があるんです。
ラム肉には必須アミノ酸が多く含まれています。例えば、免疫力をアップさせるリシン、アレルギーを和らげるメチオニン、食欲を抑えてくれるフェニルアラニンなどです。
あと羊にはつきものの脂。不飽和脂肪酸は、魚や植物性食品に多く含まれており、動脈硬化や血栓予防、血圧を下げる、悪玉コレステロールを減らす作用があるといわれています。そして多く含まれているビタミンは、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンEです。
肉類には意外と多くビタミンが含まれているのですが、ラム肉には特に肌に良いビタミンが含まれているので、美容効果も期待できます。
摂取した栄養素がスムーズにエネルギーに変換されるのを助け、脂肪の蓄積を防ぐことができます。このことからも、ラム肉はダイエットをしている人にもおすすめです。
(ビタミンB1・ビタミンB2…栄養素の代謝をサポートする、皮膚や粘膜を健康に保つ)
(ビタミンE…細胞を若返らせる、悪玉コレステロールによる血管の老化から守る、生活習慣病予防)
またL-カルニチンが多く含まれているので、脂肪燃焼が促進されることが期待されています。
また、L-カルニチンは加齢とともに減少していく傾向にあります。年齢を重ねるとともに太りやすくなったという人は、L-カルニチンを摂ることで体質改善ができるかもしれないですね。例えば、ラム肉の100gあたりのカロリーは198kcalとなっています。割とヘルシーとされる鶏肉は204kcalなので、それよりも低いとは驚きますよね。
ニュージーランド産 仔羊の蒸し焼き(アラカルト):https://www.chefsbank.online/items/30667013
美味しさの秘密・・・
前置きが長くなりましたが、次は調理工程です。
今回使用する肩肉は脂、スジなども多く含んでいますが全て余さず食べて頂きたいので、脂も適度に落としながらスジも柔らかくなる様に蒸し焼きという調理法にしました。
まず浅い鍋で香味野菜など茶色か色付くまで炒めそこに大きくぶつ切りにした肩肉を入れなるべく焼き色が表面につかない様に白っぽくなるまで温め白ワイン、水、香辛料、ハーブを入れます。この時お肉の頭が少し出てるくらいの水分量がポイントです。
そして沸いてきたらアルミホイルなどで軽く蓋をしてオーブンに入れます。
30分おきにお肉を鍋の中でひっくり返し約6時間くらい蒸し焼きにします。
柔らかくなったら、残った汁を煮詰め野菜のエキスも出切ったところで綺麗に濾して完成です。
野菜と仔羊だけのすごくシンプルな味ですがどことなく懐かしい滋味深い味わいです。
是非ご家庭でも食べられるようにご用意しておりますので。