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2022/09/17 14:57

皆さん!お酒は好きですか?

私は嫌いな方ではないです!

出産・育児にあたり現在はグッと酒量が減りましたが、今でも友人達と顔を合わせるときや外食時は楽しくなってお酒をいただくことが多いです!


そんなお酒好きのオアシスといえば「居酒屋」。

若者や仕事終わりのサラリーマン、さらには家族連れまで老若男女誰でも楽しめる「居酒屋」は、独自の発展を遂げた日本の食文化の1つです。


いわゆる赤提灯系のようなものがイメージされますが、客のニーズに合わせワインや洋酒を扱っている店舗も多く、ジャンルは



最近は外国人の間でも話題となっていて、観光目的の一つにもなっているようです。

今回はそんな日本の居酒屋について調べてみました!

 

居酒屋の語源

「京都の着倒れ、大阪の食い倒れ、江戸の呑み倒れ」と言われるように、居酒屋が誕生したのは、江戸時代。


江戸時代の初期は、今のようにお店に行ってお酒を飲むというスタイルではなく、お酒を買ってきて家で飲むというスタイルが主流でした。

江戸中期になると酒屋さんの店頭で買ったお酒を飲むようになり、酒屋の店員さんと話をしたり、他の常連客さんと話し込んだりして、お客さんがなかなか帰らないようになったんだそう。


このように酒屋の店先に腰掛けて飲む酒を「居酒(いざけ)」といい、この「居酒」を飲ませる酒屋のことを「居酒屋(いざけや)」と呼んでいて、それが転じて「いざかや」と言うようになりました。


「酒屋に居続けてお酒を飲む」これが、居酒屋の語源になったと言われています。



居酒屋っていつからあるの?

今の「居酒屋」に近いものは江戸時代に確立されたそうですが、実は平安時代にもそれらしきものがあったという記録も残っています。

平安時代初期に編纂された「続日本紀」によると、奈良時代の天平宝字5年(761年)に、葦原王が酒に酔って事件を起こしたという記録があり、さらにそこには、葦原王がお酒を売っているお店や、お酒を飲ませるお店のことを指す「酒肆(しゅし)」で飲んでいた、という記述もあるらしいです。


当時お酒はとても貴重なもので、貴族階級の富裕向けの高級品。

そもそも庶民の飲酒行為は「魚酒禁令」なんて法律も出されていたため、祭り以外の飲酒が規制されていました。


鎌倉時代末期ごろに、ようやく庶民の間でもお酒造りが行われるようになって、貴族じゃなくてもお酒が飲めるようになり、その結果、居酒屋っぽいのができていきました。

その後、居酒屋の語源についてお話ししたように江戸時代に酒屋さんで買ったお酒を自宅に持ち帰らず、そのままそこで飲む人たちが増え、常連さんたちでそのまま帰らずに飲み続けるように。



酒屋さんもそんなお客さんが増えたことで、お店でちょっと飲みができる少量のお酒の販売を始め、簡単なつまみを出すようになって、いつのまにか酒屋さんが「お酒を買ってそこで飲めるお店」になっていったんだそう。


有名なのは、今でも続く東京の「豊島屋」さん。豊島屋は現在も酒屋として営業を続けていて、今の日本の居酒屋の「ルーツ」と言われています。

江戸時代からあった豊島屋は、酒屋兼居酒屋として店先でお酒と一緒に「豆腐田楽」を安く販売して、かなり大繁盛していたという記録が残っています。

居酒屋のルーツの味、一度飲んで食べて江戸っ子の居酒屋ライフを体感してみたいですね!


現代にも通ずる居酒屋に集う理由

その後、色々な料理を出すようなお店が増え、机と座卓があってじっくり座って飲める今の居酒屋のスタイルが確立。江戸市民の人気を得て発展していきます。

酒屋さんだけでなくお茶屋さんもおかずに加えてお酒も出すようになって、江戸時代の後期にはお酒を飲んでご飯が食べられるお店がなんと1808軒もあったんだとか!

これは江戸中の飲食店の約24%が居酒屋という数字!



当時の江戸は男社会で、さらに参勤交代制により江戸には単身赴任の武士が多くいました。

現代でも仕事を終えて自炊をするのは大変なことですが、その時代に独身男性が長屋の狭い台所で火を起こすことはとても面倒な作業だったため、気軽に飲食できる居酒屋を利用したことが発展につながったと考えられています。



仕事を終えた職人や商人が一杯を楽しみ、夕飯も済ませられるという便利なスタイルは、現在の居酒屋にも受け継がれていますね。


外国人の心を掴む「Izakaya

もはやグローバルな固有名詞「Izakaya」として知られている日本の居酒屋。

小泉首相がブッシュ大統領と居酒屋で会談したり、安倍首相がトランプ大統領を炉端焼きでおもてなしをしたりと海外の方に日本を体感してもらえる場としても使われていますね。


「食事も美味しく、楽しくお酒が飲める場所」として、外国人観光客に人気です。


まず、日本のようにたくさん飲み屋がある国は他にありません。

総務省の調査によると、日本には「飲み屋」が30万軒以上あるそうです。

つまみも一通りそろっていて、お酒が飲め、おいしい食事も可能な「居酒屋」は、独自の発展を遂げた日本文化の一つと言っても過言ではありません。


海外では「食事をするときはレストラン」と「お酒を飲むときはバー」と明らかに区別されています。

レストランはお酒も飲めますが、食事がメインであって、バーはあくまでも飲み専門。


なので「食べながら飲める」という私たちにとってはめっちゃめちゃ普通のことが外人にとっては新しく感じられウケているようです。




また、海外ではレストランへ行くと前菜・スープ・魚料理・肉料理のように最初に全部の料理を注文する必要があります。

一方、居酒屋では注文しながら食事をすることができ、食べ進めた時の気分で次の料理を決められる。そこにも人気の秘密があるようです!


この「食事もおいしく、お酒も飲める」という日本の居酒屋は世界的にも非常に珍しい独自の店舗の形態です。



しかもこの居酒屋が大量にそこかしこにあるのです。外国人が驚くのも無理はありませんよね。


また、日本のサラリーマンが同僚と一緒にお酒を飲んでいる同じ空間に居合わせ、日常的な風景に紛れ込むことで、リアルな日本を実感・体験できるのも外国人に人気な理由なのかもしれません。


私も海外旅行へ行く時、現地の人が日常的に使う屋台などで食事をしたい!と思うのと同じような感覚でしょうか?


最後に

私自身、環境の変化もあり最近ではめっきり足を運ばなくなっていった居酒屋。今回この記事を書いていて、足繁く通った居酒屋のことを思い出していました。

お酒が飲みたい!というより、海外の人たちと同様にあの雰囲気が好きで、通っていたなーと。親しみやすい店内で友人達と食事をすればいつもより深い話ができたり、前よりも仲が良くなれるあの雰囲気がいいんですよね。


ここ数年の感染症の影響でさらに出かける機会は減りましたが、日本の誇るべき居酒屋文化を絶やさないために、一生懸命飲みに行こうと思います!笑

 

秋の連休、ご家族ご友人との集まりに

秋の連休がスタート!ですがあいにくの天気予報に予定を立てるのが難しかったですよね。せっかくの連休だし、何か普段と違うことしたいなって思ってる方も多いはずです。

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